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第3回 ムービー俳句・ムービー短歌祭 2003年11月16日(日)
午前10時30分〜午後2時 主催: 森美術館 / いわきデザイン会 後援: いわき市教育委員会 - 福島県地域づくりサポート事業 いわき市明日をひらく人づくり事業 選考委員: 薮野 健…早稲田大学芸術学校教授 板屋 緑…武蔵野美術大学映像学科教授 佐々木 吉晴…いわき市立美術館学芸課長 篠原 規行…武蔵野美術大学映像学課助教授 森美術館で生まれた新しい芸術、ムービー俳句、ムービー短歌の試みも、3回目目を迎えました。画家で映像表現に造詣の深い薮野健氏と、いわきからの芸術文化の発信に意欲を燃やす<いわきデザイン会と共に、このムーブメントを、ゆくゆくは国際的なものにしたいと考えております。 今回も前回に引き続き早稲田大学芸術学校教授、薮野 健。いわき市美術館の学芸課長、佐々木吉晴氏。建築家、古代ローマ都市の研究者、そして映像批評の第一人者の板屋緑氏。映像を虚構の平面としてのみとらえるのではなく、身体性との呼応の中で、空間として表現しようとしている篠原規行氏の4人です。 11月16日(日)は4人の選考委員と、作者、参加者の繰り広げる言葉の空間は、ムービー俳句、ムービー短歌の個々の作品を越えて、芸術的な環境を創造することでしょう。 ぜひとも皆様のお越しをお待ちいたしております。 ムービー俳句、ムービー短歌について 1. 形 一文字を一秒として映像にする。 (俳句は5秒の映像+7秒の映像+5秒の映像。) 2. 発表形式 <連歌会>に倣って、作者が集い、選考委員、観客と共に互いに興を分かち合うことを理想とする。(さしずめ当日の森美術館は一つの<会所>と言えるでしょう。) 3. ムービー俳句、ムービー短歌の可能性 一、長篇映像はアマチュアには荷が重いのですが、ムービー俳句、短歌は誰にでもつくれます。しかし、優れた表現は、一遍の長編小説を読み終えたような意味深さを私達に与えてくれます。 一、最小限の時間の映像の蓄積は、その時代の人々の精神性や、社会の状況、暮らしぶりや環境、風景といったものを記録することになるでしょう。「ムービー俳句・短歌万葉集」ができるのはいつでしょうか。 当日の様子と各賞はこちらからどうぞ。 |